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2022年 4月 20日 古典って何から始めればいいの?

 

こんにちは!本日のブログ担当の茂木です!

 

ここ最近の寒暖差で夏バテならぬ、

「春バテ」になってしまう人が多いそうです。

もうすぐ模擬夏休みと言われるゴールデンウィークが始まります。

ゴールデンウィークに全力で勉強・部活に力を出せるよう、

体調管理にも気を配りましょう!

 

さて、今日のテーマ

「古典って何から始めればいいの?」についてです。

古典の勉強法について人に聞くと、

「古典は英語と同じだよ」と言われることが増えていくと思います。

既に聞いたことのある方もいるのではないでしょうか?

所説ありますが、私は基本的には英語の勉強法と同じだと思っています。

 

 

なので今回は、

・英語と古典の相違点

・古典も基礎から始めるしかない

この2つについてお話しします。

 

 

「英語と古典の相違点」

英語と同じと言われる主な理由は

語彙、文法、構文、長文の順に進めていくからです。

古典語は同じ日本語ではありますが、

単語の意味や文法などは、現代語と驚くほど違います。

そのため外国語を学ぶときと同じステップを踏みます。

その点で「英語(外国語)」と同じなんです。

 

ですが英語と違う点(違うからこそ難しい)点があります。

それが「同じ日本語である」ことです。

同じ日本語だからこそ、現代の意味や使われ方に

頭が引っ張られてしまって、そのギャップを覚えるのに

時間がかかることが多々あります。

 

また、同じ日本でも時代が変われば生活様式も常識も変わります。

その当時の人々の感覚を知らない読解できない文章

というものが必ずあります。

それに対応するために「古典常識」と呼ばれる

基礎知識を頭に入れることが必要です。

古典文学やドラマ、アニメや漫画を読んだことがあると

この古典常識がスムーズに入ります。

なので時間がある時にYouTubeやNHKの番組を

見てみることをおすすめします。

 

しかし英語と違うからこそのいい点もあります!

それは圧倒的語彙量の少なさです。

大学受験における必須英単語の数は

約4000語と言われていますが、

古典単語においては、約400語なんです!

こう数字を見てみるとサクッと行けちゃいそうですよね!

 

 

ですがそう簡単にはいかないから多くの受験生が

古典に手間取っているのです。

ここで本題の「何から始めればいいのか」に戻りますが、

やはり古典も「基礎」が最重要です。

語彙はもちろんのこと、古典では「助動詞」や「敬語」などの

基礎の文法事項がなっていないと、どんなに演習を積んでも

解けるようにはなりません。

 

 

なので古典の勉強を始める時まずは、

「基礎を固める覚悟」

を持ってください。

でなければ伸びない点数に心が砕かれます。

覚悟を持ってめげずに基礎固めを確実にすれば、

おのずと結果はついてきます!

 

 

古典は得意な方でしたので、何か古典に関して質問相談があったら

茂木まで!お待ちしてます!

 

 

以上、本日のブログ担当の茂木でお送りいたしました!