学問のすゝめ | 東進ハイスクール小手指校|埼玉県

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2020年 7月 27日 学問のすゝめ

 

こんにちは。平本です。

天は人の上に人を造らず人の下に人を造らず

学問のすゝめの有名な一説です。

今日はブログのタイトルが学問のすゝめで、

内容は自由に書いていいと言われています。

しかし、福沢諭吉のような高尚なことは言えないので、

学問のすゝめから

いくつか気になる部分を抜粋してお伝えする回にします。

 

学問のすゝめは全17編からなっていますが、

皆さんに特に伝えたいのは第15編の判断力についてです。

信の世界に偽詐多く、疑いの世界に真理多し。

「この信疑の際につき必ず取捨の明なかるべからず。

けだし学問の要はこの明智を明らかにするにあるものならん。」

こんな風に福沢諭吉は言っています。

 

分かりやすく言うと、

信じることには偽りが多く、疑うことには真理が多いもの。

その真偽を明らかにするためには取捨選択の判断が必要であり、

その判断力を養うために学問がある。

ということです。

学問のすゝめが書かれたのは約150年前ですが、

現代の皆さんにも同じことが言えます。

 

勉強する理由。一番は大学受験合格のためと皆さんは思うでしょう。

今はそれでもいいです。

ただ、それは勉強する理由の根幹ではありません。

皆さんは今している受験勉強を通して教養を身に付ける必要があります。

ここでいう教養とは単に知識の事だけではありません。

考え方や思考力も教養のうちに含まれます。

 

今の社会は情報社会だと言われています。

スマホ一つでたくさんの情報を手に入れることができます。

ただし、いわゆるフェイクニュースも沢山出回っています。

その真偽を判断するよりどころはあなたたちの教養です。

そんなこと言われてもピンと来ないよという人も多いと思います。

 

例えば昨今のコロナウイルスの状況を考えてみて下さい。

 

全く教養のない人達はメディアの報道を鵜呑みにするでしょう。

それだけでなく、ネット上のデマにも惑わされるでしょう。

 

専門知識のある人はどうでしょう。

単純にウイルスに関する知識がある人は情報の真偽を判別することが、

他の知識のない人に比べて容易でしょう。

 

専門知識はないけど教養のある人はどうでしょう。

未知の問題が起きた時にはまず情報を集めるでしょう。

いわゆる知識の獲得ですね。皆さんがまず英単語を覚えるのと同じですね。

その後どうすればその知識を活かせるか考えるはずです。

簡単な問題であればそのまま解けばいいですが、

今回はそうもいかないでしょう。皆さんは難しい問題に試験で直面した時どうしますか。

一歩引いて問題を俯瞰的に捉える。他のアプローチをしてみる。

改めて知識を身に付ける。等と工夫するでしょう。

これは試験だけでなく、社会全般の問題解決する時にも役立つ考え方です。

 

このように教養を身に付けている人、そうでない人では

現代社会を生き抜く力が大きく異なることが

なんとなく伝わったかなと思います。

 

今は一生懸命勉強することで教養を身に付けて、

受験勉強が終わったころに

「学問のすゝめ」を手に取ってみてはいかがでしょうか。

以上、平本でした。