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2020年 10月 28日 古文の勉強で困っている人へ

こんにちは!平本です!

冒頭の小ネタが特に思い浮かばないので今日はさっそく本題に入ります。

古文の勉強で困っている人へ。

受験生編と低学年編で書きたいと思います。

 

①受験生

受験生の場合二次私大の問題が解けないという事でしょう。

単語や文法問題でつまづいている人はそちらを復習して下さい。

 

一歩進んで文意が分からなかった時によくありがちなのが、

主語が分からなくて全部分からなくなったということです。

気持ちは分かります。

そういう時はひとまず解説を読んでひとまず主語を抑えてしまいましょう。

多くの問題文では敬語表現が主語を判断する大きなヒントとなります。

尊敬語、謙譲語きちんと理解できてましたか?

それでもどうしてもわからなかった時の対処法を教えます。

 

それは自分の経験則です。

背景から察するに男から女への求愛なのか。女から男への求愛なのか。

身分の低い人が高貴な姫に思いを寄せているのか。

貴族が出かけた際に一目ぼれをして以来相手を思い続けているのか。

こういう時はこのパターンというものがあるはずです。

それを自分の経験則から推測してみましょう。

敬語を押さえてもわからなかったのだから

あとはこのぐらいしかできることはありません(笑)

ここまで追い込まれることはあまり多くありません。

単語が本当にわかっているか、文法は?

主語が分からなかった→敬語はきちんと押さえられてた?

きちんと基礎に立ち返りながら丁寧に復習しましょう。

意外と抜け落ちていた部分きっとあるはずですよ。

 

②低学年

低学年の皆さん。特に今まで古文の勉強なんてほとんどしてなかった人。

大丈夫です。この時期は自分もそうでした。

そんな古文初心者の皆さんに個人的にオススメの勉強の仕方を教えます。

(あくまで一個人の参考として読んでください)

 

勉強する順番は①単語②助動詞③敬語表現 です。

理由を説明します。

 

①単語

古文で勉強すべき点はいくつかありますがやはり読み物である以上

単語がわかっていれば大部分の意味を理解することができます。

また、古文単語は覚えるべき量が英単語に比べて格段に少なく、

それは大学レベルを問いません。

学校で配られた単語帳一冊で十分です。

 

②助動詞

古文の助動詞は助詞のくせして現代語に比べて大きな意味を持ちます。

分かりやすい例でいうと打消しの「ぬ」、完了の「ぬ」とかですね。

この意味を取り違えると文章がとんでもないことになってしまいます。

単語ほどではないですが助動詞も文章中において大きな意味を持ちますので、

単語の次は助動詞を勉強するのがオススメです。

こちらも学校で配られた文法書を中心に学習しましょう。

 

③敬語表現

最後は敬語表現です。

敬語表現は受験生編でも書いた通り

主語を判別する大きなキーポイントです。

せっかく意味が分かってもだれが言ったこと、やったことか分からないと

文章を読み解くのは難しいですよね。

なので敬語表現は大切です。

しかしながら、文章中に占めるウエイトが上記の二つよりは劣る為

三番目、最後の仕上げといった形です。

 

他にも学習すべきことはありますがそれはまた時間があるときに。

まずは上記の三つをマスターすれば

ある程度の点数は安定して取れるようになりますよ。

参考になったでしょうか?以上、平本でした